はじめに
本を読むのが好きだ。けれど小説を書くのは全く得意ではない。少しだけ短編小説を書いたことがあるが全くうまくいかなかった。というか真面目に書かなかった。まともに書いて才能がないとわかってしまうのが嫌だった。だから身内(先生とか親とか友達とか)に何か書けばいいのにと言われても、趣味程度には何か書きたいですね、とか、世間に発表したりとかはしないと思います、と言ってお茶を濁してきた。 しかし先日母校を訪問した際に(在学中は卒業後そんなことをするなんて思ってもみませんでした。びっくり)、高3の時の担任の先生に「小説とか書かないんですか」と言われ、この人まだあきらめてなかったのか…!と思うと同時に、さらにその前に、友人に本を出すべきと言われていたこともあってあーーやっぱり何か書くべきなのかもなーと思った。単純だからだ。さらにこの直後、別の友人に文フリに出てほしいと言われたことも手伝って、あーーやっぱりなんか書こう!と思った。単純。でも同時にここまでいろんな人に同じことを言われるのってなんか偶然で片づけられない感じがする。例えば全く違うジャンルの本を読んでいるときに、それぞれの本に同じ作家の名前が出てきたから気になって読んでみたらちょうどいま私の考えていることについて書いている人だった、みたいなことは今までもよくあったし… というわけでここで何か書こうと思います 絶対面白くなるから見ててね
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